2017年10月10日火曜日

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[3/4]


*映画の内容に関するネタバレを含みます。
*一部省略しつつ訳しています。映像と併せてどうぞ。

さて、今から凄いことが起こると思われます。特にアスリアン達、アンナム市民の皆さんが卒倒するほどの映像が、いま用意されているのですが…キム・ソンス監督が自ら持ってきてくださった…初公開と伺ったのですが、確かですか?

監督:PPTのことですか? / はい。/ そうです。/ 初公開ですよね? / ええ。

本当に…アンナム市民の皆さん、特に『アシュラ』をご覧になり、『アシュラ』を愛しておられる皆さんなら、これから流れる、今からスタートする映像をご覧になるとびっくり仰天されると思います。キム・ソンス監督が直接お持ちくださった『アシュラ』のシークレット映像です。今からご覧いただきましょう。(動画位置:34:05~)

 
アンナムメトロポリスPPT映像

目まぐるしく変化していく世界の情勢、
その真ん中に、アジアの新たな主役、
大韓民国があります。

大韓民国の中心、アンナム

京畿と忠清、西海に隣接した地理的利点
広がる東北亜発展のHub-Road

美しくも清らかな自然、多様な文化が共存する
ダイナミックシティ、アンナム
 アンナム セマウル渓谷
(2018 地質遺産 1等級 推進 予定)

アンナム セントラル湖水公園

アンナム グランドリバーブリッジ

アンナム 忠孝精神 記念公園

国際ハブシティへの新たなる跳躍!
(ソンベがまたしてもやりました
ソンベがやると違います)
2015 国際公認ハブシティ 自ら承認
2016 国際ハブシティ 8ヵ年事業計画案 単独発表

今ここで、私、パク・ソンベと共に
アンナムの新しい未来が始まります。
アンナムの偉大なる指導者 パク・ソンベ市長
アンナム・メトロ・ポリス!!


危機の世界経済
東北亜政治の
渦巻


全世界が息つく間もなく
変化していく今



グローバル Leader 大韓民国



アジアの新たな主役
大韓民国があります




Let's get together
with アンナム!

その大韓民国の
新たな中心都市
アンナム
資産価値 230兆ウォンの国際都市へ
羽ばたくアンナムの未来






京畿と忠清
西海に隣接した
地理的利点




伝統文化
芸術と愛国心
豊かなアンナムの価値創造


伝統と調和をなす
美しい自然環境





世界が注目する CITY!
アンナムが包み込む 21世紀!



様々な文化が共存する
ビューティフル・グローバル・シティ
アンナム!



Great Leader パク・ソンベ市長
大韓民国を代表する
アンナム市民になりましょう!



国際的なハブシティへ挑戦する
アンナムの未来と出会いましょう



夢の都市
アンナム・メトロポリス!




希望が花咲く
アンナム・メトロポリス!




誰もが金持ちになる
アンナム・メトロポリス!


韓国が生んだ世界的な政治指導者
パク・ソンベ市長と共に行きます


私達の正直なリーダー
パク・ソンベ アンナム市長と共に





アンナムを超える
ファンタスティックアンナム広がります!


アンナム・メトロポリスを
作っていきましょう!


アンナム メトロポリス


皆さんを
アンナム
御招待します


皆、誇らしい
アンナム市民に
なりましょう!


       アンナム市


PPT映像製作のために御尽力下さった
チョン・ドゥグァン전두관監督、製作者イ・ヨングァン이용관様、
チェ・ウォンギョン최원경監督(イ・ミンソプ役)
そして4th Creative Party様に感謝申し上げます。


<映像おわり>


本当にたまげました。実はリハーサルのときに先に観たんです。監督が特別映像をお持ちくださったと聞いて「何だろう」と思って再生してみたら、最初にパク・ソンベ市長が…何というか公共広告のような雰囲気で登場するのですけど、そこから笑いが止まらなくて…これ、映画に出てた映像ですよね?

監督:映画には…発表会シーンの後ろで出てたんですが、そこでは未完成の状態でした。以前あるイベントでアスリアンの皆さんに…これを完成させてプレゼントすると言いましたので、こうして作ることになりました。

最近、政治家が出てきて虚しい絵空事をよく言うでしょう?それで、今作ってお見せすれば…この映画を、『アシュラ』を好きなアスリアンのような方々には、面白いユーモアになるだろうと思ったので、完成させました。

2015…ハブシティ「自体(自ら)承認」というような言葉もありますし…(笑)チョン・ウソンさんは、この映像を以前にご覧になったことがありますか?

ウソン:一つ目の映像は初めて観ました。二つ目の映像は…はい。観たことがあります。…一つ目の映像の方がショッキングですね。(一同笑)自ら承認…

声が…パク・ソンベ市長の声…
監督:はい。ファン・ジョンミンさんが直接…市長が直接吹き込んでくれました。

市長が自らプレゼンテーションを…あの映像は私が推測するに、波長の合う方々が…あの部分を切り取って、永遠にネタとしてお使いになりそうです。最後に、製作された方々のクレジットのようなものが表示されましたが、どんな方々なのですか?

監督:二人は私の助監督です。そしてもう一人は、専門的に製作をされる方です。依頼をしまして、ああいったパターンを、その方から頂いて作りました。

一つの映画が熱烈なマニア、アスリアンたちを作り、その方々への恩返しとして「二次創作物」を作ることは非常に稀なケースです。韓国映画史を書き直しておられます。(笑)

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[4/4]へつづきます。

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[4/4]

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[3/4]よりつづきます。

*映画の内容に関するネタバレを含みます。
*一部省略しつつ訳しています。映像と併せてどうぞ。

監督:実は映画を作るとき、アンナム市という空間を…昔のフィルムノワール映画を観ると、そんな闇の世界が広がりそうな空間に映画の舞台を限定させるでしょう?そのようにアンナム市という空間を作り、その空間を通じて映画が意味していることが伝わることを願いましたが、アンナムの話をたくさんしてくださって、有難がったですね。それであれを完成させることになりました。

アンナム市というブランドが目覚しい成長を遂げましたので、次の作品でも活用してもよさそうな気がします。アンナムを背景に… / でも外国が舞台だと… / ウソン:人口が増加し続けている気がします。/ ありとあらゆるものが出来てますものね。

では、二人の俳優の方々に質問です。撮影現場であったことを、以前にも色々と語ってくださっていますが、未だに話していない撮影場でのエピソードがあるなら、お話いただけますか?/ 辛かった話ではなく、楽しかった… / 今回は明るかった記憶でも良いかと…

ウソン:私は撮影中ずっと楽しかったです。実は…キム・ソンス監督と久しぶりに現場で…また仕事ができるということが…初めての撮影時のことも思い出しますし…常に一緒に仕事がしたいと切に願っていましたが、気がつくと15年という時が流れていて…再び現場で会った監督の映画に対する愛情と情熱、エネルギーは変わっていないことを再確認できたとき、改めて後輩として学ぶことがありました。ですから、特定のシーンが記憶に残っているというよりは、『アシュラ』そのものが私には大きなエピソードであり、とても大きな、意味深い記憶です。

どうもこの放送が、感動的な流れに舵を切りそうな予感がしますが…

監督:ウソンさんが一番嬉しそうに笑った日がありましたね。

ウソン:(監督の)脚が折れた日…(一同笑)とても胸が痛むのに、笑いがこみ上げてきたんですよ。現場であまりにも、俳優同士を仲違いさせて、演じるごとに本心から相手を憎むように仕向けることを本当に楽しんでおられますから。悪ガキのように。

マンシク:私のところにいらっしゃいまして、「マンシク、お前なら……ウソンに勝てると思うけどな?」(一同笑)「勝てると思うよ?お前ほどの肩幅…お前ほどの拳なら、
ウソンに勝てるんじゃないか?」
「監督、リーチが違うでしょ。長さが違いますよ」といったやり取りを…

それとなくそそのかして、殴るシーンに実感を込めようと…


ウソン:ところがある日、監督が脚をポキッと折っていたんです。あまりにも胸が痛くて、愉快な笑いが… 

車椅子に座って演出なさったんですよね。

ウソン:その電動車椅子を…カーチェイスのシーンがあるじゃないですか。道路の一つの区画を封鎖して撮影したのですが、雨も降らせるでしょう。気が急いているから進みたくて、撮影現場に来たくて最大速度で必死に動かしてるのに、電動車椅子はこうしてじりじりと進みます。(一同笑)雨が降ってるので傘も一本差してましたし。…本当に愉快な撮影でした。


そのカーチェイスシーンは有名ですが、車がまっすぐ突進しているそばで、電動車椅子も突進していたわけですね。/ おそらく時速7kmほどの速度で… / お話を伺っただけでも、実に和気あいあいとした撮影現場だったことが分かります。脚を折ったことを喜んだり…

マンシク:撮影時だけではありません。私の場合、撮影がすべて終わり、1年という時間が経ったのですが、最近もそうです。同年代、後輩達、年上の助演達が、『アシュラ』に出演したことについてとても羨ましがり、未だに話をしてきます。話の途中で、「お前はアシュラをやっただろう」と怒ることがあります。それが私は嬉しいです。(笑)

いま撮影現場の話をしてくださいましたが、さらに質問が上がってきています。撮影中に、俳優同士の息が一番ぴったり合ったシーンはいつだったのか…

ウソン:葬式場で…初めて一堂に会するわけですから、そのとき…すごく、よかったですね。

マンシク:妙な気分でした。5人が立っているのですが、いや~このために数ヶ月を経てきたのだな…

ウソン:私は個別に会っているでしょう。劇中でずっとあの人、この人の相手をし、嘘を吐いたり…それが一箇所に集まると本当に嫌気が差しました。(笑)

マンシク:そこは葬式場でしょう?死んだ人はそこに写真がかかることになるはずですが、全員がかかることに…

アンナムの互助会はあの後、大忙しだったろうと思ったりしましたね。

監督:私がこの映画を撮るときに、初めて演出の方式において、すべてのシーンをリハーサルをしてから撮りました。リハーサルをやるからこそ撮影前に、メイクを施す前に俳優達が集まって、一緒に演劇をやるように話し合い、リハーサルをし、動線を作り、その後に現場で即興的にカメラをセットして撮影をしたのですが、葬式場で5人が集まるシーンを撮ったその日は…私の生涯においても記憶に残る…なぜなら、とても興奮しましたし、俳優達も、すべてのスタッフも、この5人が集まって、ここから殺戮戦を繰り広げるために集まったということを皆承知していましたので…あの5人が集まった日が最もスリルに満ちた日だったように思います。

PMが『アシュラ』の撮影方式の特異性と、第18回全州国際映画祭の
スローガンである「映画表現の解放区」の意味について説明(省略)

俳優の方々にも、全州映画祭、映画表現の解放区というスローガンに対して、個人的な見解を伺ってもよろしいですか?

ウソン:良いですね。(一同笑)今でこそ新時代が開くだろうという希望を持てますが、前の私達の時代、私達が住んでいた環境は、そういった表現における自由が、不自然な境遇に置かれていた時代だったという反証でもありますので。文学や映画や芸術面においては、取り分け表現における自由が大事ですので、良いスローガンだと思っています。


マンシク:私も気に入っています。都市を新たに作るとき、建物をよく壊しますが、建物ではなく意識を一旦壊してこそ、新しい都市が作られるだろうと思います。

監督:その表現を来る途中で目にしましたが、とても気に入りました。映画が生まれるとき、映画が完成して披露されるとき、その映画の真の姿が現れるわけですが、実は、上映システムの中に入ると、映画は何らかの事実に縛られてしまうところがあります。

しかし映画祭という場所は、映画が映画自身を目的として披露される、とても自由な場所といえます。映画祭では、普通の映画が歩むべき世俗的な成功への負担がないわけでしょう?それに縛られない映画に対して機会を与える場所ですから。映画祭に相応しい表現ですし、全州映画祭が最近までやってきたことと合致します。素敵な表現だと思います。

VLIVEは時間制限がありませんので、いつまでもやりたいところですが、俳優達と監督は次のスケジュールがあるために、ここで終わるしかなく残念です。Naver VLIVE 視聴者の皆さんに対して、一人ずつ挨拶をお願いします。

ウソン:Naver VLIVE 視聴者の皆さん、こうして楽しい時間を一緒に過ごして下さってありがとうございます。全州映画祭を最後まで応援してください。ありがとうございます。

マンシク:こうしてNaverをご覧になることも良いですが、全州にいらして、映画を一緒に楽しめるとさらに美しいと思います。そういった積極的な気持ちで、(5月9日に控える大統領選挙の)投票も積極的にして頂けると幸いです。ありがとうございます。


監督:全州映画祭に来られて嬉しいですし、このような場を借りて『アシュラ』についてまた話す機会を得られて、とても幸せでした。ありがとうございます。


PM:キム・ソンス監督が先ほど振り込んでくださるとおっしゃいましたが、今のお話でディスカウントを…料金はチャラにいたしましょう。(笑)ありがたいお言葉をいただいたので…全州国際映画祭はここ数年間発展を続けてきましたが、主催側が言ったのではなく私から見て、今年が最も盛り上がってるように思います。今日、外に出ると凄まじい熱気を浴びると思いますが、『アシュラ』にそれを焚き付けていただければと思います。残り期間中も、全州映画祭では良い映画をたくさん上映していますので、観客の皆さんが多く鑑賞してくださることを願います。ありがとうございます。

コメントが多すぎて紹介しきれなかったのですが、俳優の方々に一つずつお願いをしたいと思います。まずチョン・ウソン俳優には、「パク・ソンベ前に出ろ」を一度言って欲しいという意見が最も多かったです。(注:劇中では「外に出ろ」だが、ファン主催上映会でパロディーした台詞と混ざっている)それからチョン・マンシク俳優には、「何見てんだ。(そんなに)イケメンか?」と言ってほしいという意見が最も多かったです。一度ずつ、お願いいたします。

ウソン:パク・ソンベ 前に出て来い!

マンシク:何見てんだ。(そんなに)イケメンか?


本当に楽しかったです。『アシュラ』の皆さんとキム・ヨンジン首席プログラマーと過ごした時間は、以上をもって終了いたします。本日はありがとうございました。





映画が公開する頃に監督が、『アシュラ』をみにくいアヒルの子のような作品だと話したことを覚えています。 『アシュラ』が最初にどんな姿で皆さんの元を訪れたか分かりませんが、『アシュラ』という映画には、時代に当てた確かな意味があると思っています。そのみにくいアヒルの子が、今は皆さんの愛によって素晴らしい白鳥になりつつあるようです。心から感謝申し上げます。 (同日 野外トークステージでチョン・ウソン談)

「俳優の皆さんにとって《アシュラ》とは?」
「結婚をしたのと同じように、この選択をしてよかった。
 選択してもらえて幸運だった。と思う作品です」
(同日 ドーム上映前の舞台挨拶でチョン・マンシク談)


17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[2/4]

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[1/4]よりつづきます。

*映画の内容に関するネタバレを含みます。
*一部省略しつつ訳しています。映像と併せてどうぞ。

いま、キム・ソンス監督が楽しかったとおっしゃるとき、チョン・ウソン俳優とチョン・マンシク俳優の表情に…陰りが差すのが見えました。そのシーンを撮るとき、どうでしたか?

マンシク:私はそこで…最後のシーンで、いろんな暴力が繰り広げられるとき、私はアクションが多くありませんでしたから。それを撮るとき、撮影監督が何度もお話されたことを覚えています。あの方は釜山の方ですが…

イ・モゲ撮影監督ですね? / ええ。イ・モゲ撮影監督が… / 撮影の神が。

マンシク:(釜山訛りで)「なあ、マンシク。俺、暴力映画が嫌いだ。(一同笑)嫌すぎる。怖くてたまらん。この雰囲気はもう嫌だ」…と言ったんです。それを思い出します。

監督:本当にイ・モゲがそんなことを言ったのか?
ショックを受けておられる…
マンシク:はい。そして、訪ねるたびに見せてくださる…後半部へ向かっていく完成前の画たちを見ながら…苦労されただろうな…と…そんな記憶ばかりです。

そのシーンで…現場で一番苦労されてそうなのがチョン・ウソンさんですが…

ウソン:私は暴力よりも、監督のことが嫌いでした。

監督が嫌いです…

ウソン:監督が嫌いでした。早く死にたかったです。

『アシュラ』は悪人たちの世界でしょう?悪人の中の悪人は監督だったのですね。一番の悪党。/ 監督が嫌いだったと告白されましたが、キム・ソンス監督とチョン・ウソン俳優は4回目の共同作業でしたっけ?現場でお二人の息がぴったり合っていたのではないかと思うのですが…

ウソン:やるたびに嫌いでした。


そんなに嫌いなのになぜ4本も…

ウソン:妙な感情でして…中毒性があるようです。現場であの嫌いな人間に会いたいと思わせる、何かの…

キム・ソンス監督、顔が真っ赤ですが、何か復讐の一言を飛ばしてください。

監督:私は映画を上手く撮れるわけではありませんが…一緒に作る人にとって難しい、撮影が大変な作品を撮っていまして、その中でもチョン・ウソンさんを一番苦しめた映画だったと思います。そろそろ関係が修復できたと思っていたのですが、未だに…チョン・ウソンさんは思ったより心が狭いですね。しかし、チョン・ウソンさんを本当にたくさん苦しめましたので、申し訳なく思っています。

ウソン:関係の修復は双方の努力が必要なのであり、片方だけが定義したからと修復できるわけではないのです。

まるで「愛と戦争」のワンシーンを見ているような… / 次にまた一緒にやろうと言われましたら…チョン・ウソン俳優は…引き受けますか?

ウソン:中毒性があると申し上げましたが? / もはや抜け出せないのですね…

私が「アスリアン」と呼ばれるツイッターユーザーの方々から個人的に質問を受け付けましたが、その中に面白い質問がありました。ト・チャンハク…つまりチョン・マンシクさんが演じるト・チャンハクが、ドギョンにだけ、悪口を言うときに「この野郎」と言わず「このアマ」と言っている。そこに何か特別な理由があるのかを…

マンシク:男同士で言う悪口の中で…最も低俗で、最も低劣で…一番見下す言葉だと…そう私は解釈しました。

ウソン:見下したのか!?
マンシク:だってクズだから。

映画では最高のライバルでしたよね?
ウソン:気づきませんでしたね。悪口にそんな意味が…
マンシク:書いてあったもので、そんな意図だろうと思ってやりました。
台本にそう書いてあったんですか?

マンシク:もちろんです。…私はとても…そこまでのアイデアは持っていません。

キム・ソンス監督に釈明を求めたいと思います。

監督:悪口というものは男性の間では…特に『アシュラ』のような場合は、男たちが互いに序列を、階級を表しながら「俺がお前より上だ」ということを強調し、確認させ、それを覆すといったような、一種の…男同士の力比べのような内容ですから…そこで女を指す悪口を言うと、相手に強い侮蔑感を与え、相手をより刺激する言い方だと思いました。

ト・チャンハクは、実は、この映画では比較的、まともな思考をしている人のようにも思えますが、それでも彼も結局、悪の下手人として働いているのですから、自らの役目をしっかり果たすために、一筋縄ではいかなさそうな刑事に対して、何とか機先を制しようと、あえてそのような言葉を選択して使ったのだと考えました。

ようやく明快に理解できた気がします。Vアプリのコメントを読んでくれないと皆さんがお怒りですので、コメントの中から質問を一つ選びますと…○○さんから、チョン・ウソンさんへの質問です。暗すぎるキャラクターを演じたせいで、実生活に影響があったのではないか、映画を撮ってから後遺症のようなものはなかったのか気になります。

ウソン:幸いなことに、『アシュラ』が終わって『ザ・キング』という作品の撮影が続きました。その撮影を終えて、再び『アシュラ』の後半作業の場に戻ったのですが、ああ…もし『ザ・キング』の撮影がなかったら、本当に大変だったろうな。と思わされました。抜け出すのが大変な…感情に入り込んでいましたので…それが後半作業をするうちにこみ上げてきたことを覚えています。

今は大丈夫なんですね?

ウソン:今は大丈夫です。監督との関係も、修復できたと申し上げることができそうです。

でも、こうしてまた集まると、以前の嫌な、苦しい記憶が甦ってきませんか?

ウソン:そんなことはありません。度量が狭い方のようですね。

マンシク:私たちはいつも楽しいです。

キム・ソンス監督がアフターケアを行うべきでは?メンタルに負った傷に対して…

監督:この空の下に傷を負っていない魂がいるでしょうか…俳優をやっていると…チョン・ウソンさんはこれまで素敵で、良い役を多く演じましたので、『アシュラ』のように傷だらけで、物乞いの犬のような役を務めたことが…やってもらうときはチョン・ウソンさんに感謝を覚え、苦しめたりして申し訳ないと思ったのですが、今はまあ…チョン・ウソンさんも一味違う演技ができてよかったのではないかと思っています。…次はあんな…ものとは違う役を差し上げようと努力しています。

実は『アシュラ』は、キャスティングから反則だと言われるほど超豪華キャスティング…演技の神々が集ったので大変期待されてましたね。それが、いざ公開されると、ある観客は「何だこれは、期待を裏切られた」とすら話しました。

監督:こんなに良い俳優を揃えて、映画をダメにした監督は誰だ。という感想が多かったですね。

そういった一部の評価に対して、二人の俳優はどう思っておられるのか…


ウソン:まず、「無限挑戦」に出演してふざけすぎました。公開前に…

ンシク:俺は余計なことは言ってない。黙ってたぞ。


ウソン:大概にふざけるべきだったと思います。そうやって映画のトーンを…前置きしておくべきだったのですが…

おそらく皆さんは、既存の映画的言語、皆さんにとって快適なストーリー構成ではなく、すべてがねじれいていくではありませんか。次はこうなるだろうという予想を許さない結末へと突き抜ける映画だったので…最初は当惑されたように思います。

長い目で観ていくと、この映画がなぜそんなやり方を取ったのか、そしてこの映画が持つ意味が何か、去年と、今の時期における意味を、十分感じ取っていただけると思います。

マンシク:アンナム市に存在する男たちは、一人として親切ではありません。言うこともそうですし。そのために物語の展開も決して親切ではありません。私達は、不親切に努めようとしていたように思います。そんな心がけで突き進んだように思います。

高度の戦略、不親切。マンシク:高度…とまでは…(笑)

― 期待を裏切ったという評価に対するPMの意見 ― (省略)

PM:…それをスター俳優を連れて撮ったということに驚きましたし、それから、映画は劇場公開だけで終わるわけではありません。こういう話を製作者が耳にすると気を悪くされると思いますが…

いま製作者のハン・ジェドクさんもこちらに…

PM:あの方も気持ちがかなり解れたように思います。公開当時には違っていた気がするんですが…(笑)作品として、映画は一度上映すると終わるというわけではないですから。私から見ると十分に、2010年代の映画の中で、最も高い評価を受けながら生き延びるのではないかと思っています。

特にこの映画『アシュラ』は、先ほどから私がアスリアン、アスリアンと言っていますが…マニア層、本当に分厚いマニア層を持つようになりましたが、キム・ソンス監督は、このようなマニア層が生まれた理由は何だと思われますか?

監督:その……なぜ生まれたのかよく分かりません。(一同笑)なぜ生まれたのかよく分かりませんが…とにかく、その………韓国に映画を、しっかり観ておられる方が結構いるな。と判断しました。それから、さっきのキャスティングの話は、最初に映画を作るときは、ここまで良いキャストが揃うとは思っていませんでした。

チョン・ウソンさんもシナリオが少し変だと言ってましたが、チョン・ウソンさんとの長い親交を頼りに、縋るようにしてキャスティングしましたし、残りの4人の男の華麗なキャスティングは、実はあちらにいるハン・ジェドク代表が…サナイ・ピクチャーズのハン・ジェドク代表というと映画界では飛ぶ鳥も落とす…特に男性俳優のキャスティング力が凄まじい方ですが… / キャスティングの神。/ キャスティングの神です。はい。

ハン・ジェドク代表が、このように素晴らしい俳優達を連れてきてくださいました。それで、一方では、キャスティングがこんなに上手くいったので、妻も「あなた、こんな良い俳優が揃ったなら、シナリオを書き直しなさい」と言いましたが、一方では、ああ、私が、こんなに良い俳優を連れて、本当に望む映画を撮る機会は、生涯に一度きりではないだろうか、という考えがよぎりました。それで、シラを切って、図々しくこうして、望むままに撮りました。

この華麗なキャスティングを、とことん追い詰めて、皆殺しにすることが目標でしたからね。

監督:その快感は凄まじかったですね。(笑)

チョン・ウソンさん、キム・ソンス監督がシナリオを見せたとき、「シナリオが変だ」とおっしゃったという話は本当ですか?

ウソン:ハン・ドギョンって可笑しいでしょう?(一同笑)

ハン・ドギョンは確かに可笑しいですね。

ウソン:あるのはストレスのみ、良いところがありません。私にどうしろというのやら。何をすべきだろう。このテキストの裏に隠れているものは何なんだ。だいぶ探しました。

それで、見つけられたのですか?
ウソン:見つからなかった気がします。(一同笑)迷走ばかりして終わり、迷走ばかりして殺しましたね。

映画の中で、悪口をお言いになるでしょう。象徴的な悪口を。放送なのでそのまま言うのは憚れますが。その悪口すらも私には何だかぎこちなく聞こえました。それはもしかして意図されたのですか?

ウソン:私は、悪口がぎこちないんですよ。 / 元々悪口がお上手ではない… / 私の悪口がぎこちないという…「悪口に対する評価」を受けることになりましたが、面白かったですね。ああ、悪口も練習が必要なのだなと。 / 日頃から悪口を言うようにしてください。

いまVLIVEをご覧になっている皆さんの中に、チョン・ウソンさん、一度「食パン」と言ってください。という…(注:悪口と発音が似てる単語として半ば無理やり当てているのであり、一般的に悪口を連想させる単語ではありません)

ウソン:シッパーン!!

LIVEで鑑賞すると快感がありますね。/ 今はやや自然になってるように思います。悪口をたくさん練習されたようですね。


ウソン:私はですね、舞台挨拶を回りながら悪口ばかり言ったんですよ。(一同爆笑)練習しよう練習しようと思いながら…
マンシク:舞台挨拶のとき、立ち上がったとたん「シィ…今から始めるぞ」と、一日中…


17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[3/4]へつづきます。

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[1/4]

*映画の内容に関するネタバレを含みます。
*一部省略しつつ訳しています。映像と併せてどうぞ。

チョ・ウォンヒ監督の挨拶 第18回 全州国際映画祭 2日目のハイライト映像
 cineplay ソ・ジョンミン代表の挨拶(以下、チョ・ウォンヒ監督と
ソ・ジョンミン代表の発言は、黒い太字でまとめて表記します) 

さて、本当にお招きするのが大変な方々に来ていただきました。この方々が全州にて再集結しました。映画『アシュラ』の、≪映画の神≫キム・ソンス監督、≪演技の神≫、俳優チョン・ウソン、チョン・マンシクさん、そしてキム・ヨンジン全州映画祭首席プログラマーをお招きして、お話を交わしたいと思います。こんにちは~!

4人:こんにちは。

では交互に自己紹介を…自己紹介というものが不要な方々ではありますが。一度紹介していただくことにいたします。まずチョン・ウソンさんから。

チョン・ウソン(以下、ウソン):はい。「全州は映画だ」お会いできて嬉しいです、皆さん。チョン・ウソンです。久しぶりに全州を訪ねましたが、第18回全州映画祭、改めてお祝い申し上げます。全州映画祭に久しぶりに『アシュラ』という作品で皆さんと時間を共有できることを嬉しく思います。

チョン・マンシク(以下、マンシク):チョン・マンシクです。全州は撮影には何度も訪れていますが、映画祭は初めてです。来る途中で若い人も、私の同年代も、祭りを楽しんでいる姿を見て、面白かったですし、会えることが楽しみでなりません。放送の後にまた会うことになると思いますが、今日一日楽しい時間が過ごせると信じて疑いません。感謝いたします!

キム・ソンス(以下、監督):『アシュラ』を演出したキム・ソンスです。全州映画祭はおそらく10年以上ぶりだと思います。とても久しぶりに来ました。前作『風邪 FLU』を撮るときに全州に来て、撮影をしたり、美味しいものを食べたりしたことを覚えています。全州国際映画祭にお招きいただき、本当にありがとうございます。

キム・ヨンジン(以下、PM):全州映画祭のプログラマー、キム・ヨンジンです。プログラマーである以前に評論家として、去年の韓国映画の中で最も、この映画のことが好きでしたが、好きな映画を映画祭に直接招いて話を交わすことができて嬉しいです。楽しい時間を過ごしてください。(笑)

このぎこちなさは一体? / わざわざ低い声を… / 映画の神、演技の神なので…神クラスの重量感が… / あちらには映画祭の神もおられますね。キム・ヨンジン首席プログラマーが… / PM:デタラメ言うな。/ たったいま捏造しました。

チョン・ウソン俳優も、チョン・マンシク俳優も、お忙しいのに全州まで来てくださいました。お二人の近況を気にされる方が大勢おられますが…

ウソン:いくら忙しくても…喜んで来させて頂きます。楽しい時間を…久しぶりにこうして、一緒だった俳優、監督と『アシュラ』を語れる時間ですから。当然、来させて頂きました。私は最近、『鋼鉄の雨 강철비』という作品で、『弁護人』のヤン・ウソク監督、『アシュラ』に出演したクァク・ドウォン俳優と、また頑張って撮影をしています。

演技の神が二人も… / ウソン:新鮮ですよね。/ チョン・マンシク俳優は…最近、テレビでお顔を拝見した気がします。

マンシク:はい。最近、JTBCで『マンツーマン 맨투맨』(邦題:ミッション・ボディガード)というドラマが放映されていますが、それはすでに2~3ヶ月前に撮影を終えたドラマです。現在は、来週や再来週には撮影に入る映画『お金 돈』に参加します。その翌月からは…

ウソン:『お金』で、「お金」役で出演するんですか?
マンシク:『お金』で…ただお金を稼ぐ人役で出演します。…熱心に稼ぐ人を演じています。それから、『剣客』という映画をまた同時に準備しています。 


ウソン:『剣客』では、「剣」役で出演されるのですか?
マンシク:「客」役です。
ウソン:ああ、剣客…
マンシク:はい…

近況を教えて頂きありがとうございます。それから、映画の神キム・ソンス監督の次の作品を期待している方々がすでに大勢おられます。アスリアンの方々が…キム・ソンス監督、次の作品の準備をされていますか?

監督:はい。準備に取り掛かりました。次の映画を一緒に作る若いシナリオ作家と、いま二人で運転をしてきました。道が込みすぎて…私のせいでイベントの開始が遅れて申し訳なく思っています。


ウソン:ハンドルを二人で握ったのですか?一緒に運転をされたということは?
監督:いえ、運転は私がしまして、作家は隣で音楽を聴いたりしていました。


だいたい、どんな種類の映画なのか、少しでもヒントを頂けないでしょうか?

監督:4人の男が…例えるなら人間のクズのような男たちが、外国の地に放り捨てられて…そこで幾度もなく銃を撃ちまくり、生き残るために孤軍奮闘するお話です。

何だか『アシュラ』が外国へ行ったような… / 韓国では飽き足らず外国まで阿修羅場に…

ウソン:リサイクル可能なゴミですか? / リサイクル可能…

監督:はい。阿修羅場を外国まで拡張させてみようと…韓国で上手くいかなかったもので。海外で撮れば上手くいくのではないかという希望を抱いて取り掛かっています。

上手くいけば、海外でもアスリアンたちが生まれるのではないか、という気がします。

監督:(それは)よく分かりません。

― キム・ヨンジン PMによるアシュラ評 ―(省略)

評論の神が何を照れておられますか。

PM:それで…固有の映画的呼吸を守りながらも、既存の慣性を一振りで断ち切っている気がします。本当の現実はこんなものかもしれないというところを…私達が予想したよりも一歩先へ、ここまでだと思っただろ?さらに先へ、そうして最後まで駆け抜けるエネルギー…ここ数年間、感じられなかったエネルギーです。…こんなものでいかがでしょう?

監督:十分満足させて頂きました。

映画祭の神、評論の神が激賛されておられますね。これについて監督はどう思われますか?

監督:言葉を…単語の選択に気をつけないといけませんよね?

大丈夫です。お好きなように…

監督:私はこのように、あからさまにおだててもらうのが好きです。

今のはネットで流行るんじゃないですか? / 監督、顔が真っ赤です。

監督:いや、その…『アシュラ』を作るときは…祝福の中で始まったわけではありません。シナリオに問題が多く、ラストが変だと言われたので。しかし、それでも、気に入ってもらえるのではないかという気持ちで作ったのですが、反応がイマイチよくなかったので、すごく悔しい思いをしましたが…こうして、稀に好評してくださる方に会うと、非常にありがたいですし、口座番号を伺っていくらか振り込んであげたくなったりします。

大衆的にヒットを飛ばせなかったとしても、アスリアンという種族の存在によって、元気をもらえたのではないかと思います。私もその一人ですが…全州ドームで2千人の観客がこの映画を観ることになるのですが、どんな視覚で見てもらいたいか、また、どんな期待を抱いておられるか…先に監督から伺います。

監督:すでに公開から長く経った映画ですから…分かりません。映画は各々の見方というものがありますから。自分なりに…それぞれの網を投げて、それぞれが求める方式で…映画から何かを引き出すわけですから。2千人も観るんですか?

ええ。2千席です。(注:満席にはなってません)

監督:すごく気が散りそうですね。(笑)

ほとんどがアスリアンでしょうから、私が思うには、台詞を真似したり、拍手を打ったりしそうですが…(注:一般上映ではしません)

監督:それならいくらか安心ですね。

アンナム市民連帯の旗が見られるかと…チョン・マンシクさんは?

マンシク:来る前にインターネットで…調べました。アスリアンについて。アンナム市庁も作ってくださってますし…アンナム大学もありましたね?それから色々…アンナム市のありとあらゆるものが、すべて作られています。

アンナムサイバー大学もあります。 / あ、はい…(笑)

その方々がいらっしゃると聞いてドキドキしていますし、オフ会に行くような気分でもありますが…もし、まだアスリアンではない…アンナム市へ行かれたことがない方は、今日をもって住民登録を移すのだと考えて頂ければ…楽しく過ごせると思います。

チョン・ウソンさんは…

ウソン:全州に来る途中でアンナム市庁の前を通ったのですが…ゴミの分別問題がきわめて深刻です。ゴミの分別ルールを必ず守ってください。(注:今回、アスリアンたちがアンナム市指定のゴミ袋という体でエコバッグを作ってきていることを、なぜかすでに把握している模様)それからアンナム大学の非正規職問題のせいで世論が悪化していますので…それも早く…アンナム大学の総長に解決して頂ければと思います。

それはパク・ソンベ市長の仕事なのでは?

ウソン:パク市長に対する期待がありませんので…

次のアンナム市長選挙に出馬された方がよさそうですね。 / アンナム市の市長職に挑戦なさってはいかがでしょう?

ウソン:別に…魅力のない職業だと思います。私はゴミとしての生き方が好きです。

とりあえず警察は退職を…いや、そもそも人間のことが…

ウソン:人間が嫌いです!

この映画で記憶に残るシーンがいくつもありますが、後半部のカーチェイスから始まり、まさに狂ったように駆け抜ける40分間のアクション / まさにド直進です。最後まで追い込む… / 世界的に見てもこんなシーンはめったに見られない気がするのですが…このシーンの演出意図を…映画の神キム・ソンス監督に直接話して頂きたいと思います。

監督:さっきの話を聞いて、チョ・ウォンヒ監督にも口座番号を聞いた方がよさそうな気が…本当にありがとうございます。…質問は何でしたっけ?

後半部…エンディングまでの40分間吹き荒れる暴力、こんなシーンはほとんど観たことがないのですが…演出の意図は…

監督:演出の意図というよりは…最初にシナリオを書き、作るときから、映画の核心的な人物たちを、袋小路へ、地下の葬儀場に…窓もなく、外部と隔たれた…世界の果てとでもいいましょうか。そんな場所に追い込んで皆殺しにすることが映画の目標でしたから、とても楽しかったです。

あまりにも楽しくて…撮影の最後半…全体で4ヶ月ほど撮りましたが、最後の10日ほどを残して葬儀場のアクションシーンを撮るとき…スタッフは本当にウンザリしていましたね。大変だったので。ですが、私はあまりにも楽しくて、これまで映画を何本も撮りましたが、一番の喜悦を味わったように思います。現場の写真を見ますと、みんなが苦しんでるのに一人だけクスクスと笑ってる…現場写真が残っていましたね。

17.04.29 第18回 全州国際映画祭 VLIVE(生中継)[2/4]へつづきます。